チュチュベビー情報局

2017.02.10 研究発表

「子どもの歯・口の健康」③【乳歯編】~乳歯はいつできる?~

歯は突然できるのではなく、歯の芽(歯胚)が徐々に成長してできるのです。
乳歯の歯胚は妊娠して約6~8週目ころからできはじめます。つまり、妊娠に気づいた頃には、すでに歯胚が形成されはじめているわけです。

妊娠6週目の赤ちゃんの写真
図2は「The Child Is Born」 という本に載っている妊娠6週目の赤ちゃんの写真です。この時期の子どもはまだわずか1.5cmの大きさしかありません。こんなに小さいのにすでに歯ができ始めているなんて何とも神秘的ではありませんか。

妊娠4~6か月、ちょうど胎児の身長が16~30cm位になった頃、歯胚の細胞が歯の形に近づき少しずつ硬くなって(これを石灰化という)いきます。また、妊娠5か月頃からは永久歯の歯胚の一部も成長を開始します。

このように、歯は妊娠中から長い期間を経て成長していくものなのです。丈夫な歯を作るためには、生後子どもが摂取する栄養だけでなく、母親が摂取する栄養も重要なのです。また、歯胚が石灰化する時期は、歯だけでなく様々な器官が出来る時期でもあるので、妊娠中は極力バランスのとれた食事を摂るように心がけたいものです。
乳歯はいつできる?